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まちの明るいニュース

bj下部リーグへ参戦決定! ~広島から世界へ~

広島プロバスケットボール株式会社とbjリーグが、業務提携! 合同記者会見に行ってきました!

2013/07/02

佐伯区から世界へ ~夢は形に~

2年前の夏、まいぷれ広島編集部は、一人のアスリートにインタビューしました。
その選手の名前は、バスケットボールプレイヤー中島健太さん
当時アメリカの独立バスケットボールリーグIBLVancouverVolcanoes(バンクーバー・ボルケーノス)でプレーしていた彼が、新しい挑戦を始めたらしい。

記者会見が開かれるとの情報を得て取材の機会を得たので、再び『まちの明るいニュースとして紹介させていただきます。
中島健太さんとは…

生年月日:1985/12/30
出身地:広島県
身長/体重:168cm/68kg

経歴:
AYAGAOKA MBC
三和中学校
広陵高校
広島経済大学
2004 国体成年男子
2007-2008 bjリーグ東京Apache 練習生
2008-2009 bjリーグ東京Apache 練習生
2008-2009 米IBL(*) Japan Tornadoes
2009-2010 米IBL(*) Voncouver Volcanoes(プレーオフ進出)
2010-2011 米IBL(*) Voncouver Volcanoes(優勝)
2011-2012 米IBL(*) Voncouver Volcanoes(プレーオフ進出3位)

(*)米独立プロリーグIBL(International Basketball League)

・これまでに個人として活動し、子ども達を対象として、300回以上のクリニック、授業、講演を県内外で実施。バスケットを通じて国際交流の場を設けるなど積極的にアメリカとのコミュニケーションを図ってきた。

以前のインタビューは、こちらから!
(今回が初めての方は、ぜひお読みください)

広島から世界へ通じる人材の育成

今年の4月、広島プロバスケットボール株式会社を設立。
世界に通用する教育、人材、チームを目指すという大きなプロジェクトが動き始めました。その中心にいるのが代表取締役社長の中島健太さん

つまり、前述のプロフィールを見ても分かるように、単身でアメリカに挑戦した中島社長が学んだバスケットボールの魅力、技術、文化、またアメリカのプロチームの運営や選手の育成方法を日本の子ども達に還元したいと代表として組織を立ち上げたのです。

今後、bjリーグアカデミー広島を開講し、選手のトライアウトを行い、来年8月の下部リーグシーズン開幕を目指す。
さらに、準備が整えばトップリーグへも参入する構想もあるとのこと。
bjリーグ東取締役から参戦通知書を受け取る中島社長
bjリーグ東取締役から参戦通知書を受け取る中島社長
そこで、今回、日本初のプロバスケットボールリーグであるbjリーグと業務提携を結び、中島さんがbjリーグアカデミー中四国エリアのアドバイザーに就任されました。

グローバルコミュニケーションをはかり、世界と広島をつなぐ

まず、世界で通用するために欠かせないのが英会話能力

テストで良い点を取るための英語の勉強ではなく、あくまでも英会話。
バスケットボールの練習と同じくらい力を入れるとのこと。
世界の人と話せることで可能性が広がることを実体験で知っているからの方針なんでしょう。
そのため、海外からのヘッドコーチの雇用も決まっているようです。
広島にいながら、「世界水準」を味わえるんです!

ただし、プロ選手を育成するのではなく、バスケットボールを通じて子どもたちが「大切なもの」をつかむことが目標
だから、バスケットボールプレイヤーではなく、コーチや通訳やトレーナーなど目指すものが変わってもいいという。

それが、
「世界に通じる教育、人材、チーム」をめざすという活動理念

新たなスポーツビジネスモデルの構築にむけて

下部リーグに参加するとともに選手の大半はバスケットボール教室などの事業の指導者も兼ねる
そして、プレーが認められれば、bjリーグなどとのプロ契約も可能となる。

このようなプロ選手の受け皿となるプロフェッショナルな組織と、チーム運営会社を目指している。

そして、中島さん自身の「経験」から得られた本場アメリカのバスケ関係者との独自のルートやコネクションが夢の実現に強力なサポートとなることは間違いない。

しかし、チームとしてのトップリーグに参入となると、スポンサーや支援者がさらに必要となる。
決して簡単なことではないけれど、自身の経験とコネクション、またアメリカでの育成プログラムを日本人用にカスタムしたオリジナルのプログラムにより、地元広島、母国日本への恩返し、世界基準のバスケットボールの発展に向け着実に歩みを進める中島社長なら、近い将来また明るい大きなニュースを届けてくれそうな気がします♪

これからも、まいぷれ広島編集部は、彼の壮大なプロジェクトを応援させていただきます。
そして、夢を実現させる行動力を中島社長から学んでいきたいと思いました。