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広島市南区のおすすめイベント情報

インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史

実現しなかった構想の数々から、未だ見ぬ新たな建築の姿をたどります

広島市現代美術館では、2019/9/18(水)~12/8(日)の間、【「インポッシブル・アーキテクチャー」 もうひとつの建築史】が開催されます。

20世紀以降の国内外のアンビルト/未完の建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称しています。
ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえの「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。
建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊穣な潜在力が浮かび上がってくるーそれこそが、この展覧会のねらいです。

約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。
マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》CG映像、2014年<br>映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ
マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》CG映像、2014年
映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ

出品作家《アルファベット順》

会田誠、安藤忠雄、荒川修作+マドリン・ギンズ、アーキグラム、ヤーコフ・チェルニホフ、ヨナ・フリードマン、藤本壮介、マーク・フォスター・ゲージ、ピエール=ジャン・ジルー、ザハ・ハディド・アーキテクツ+設計JV、ジョン・ヘイダック、ハンス・ホライン、石上純也、磯崎新、川喜田煉七郎、菊竹清訓、レム・コールハース/OMA、黒川紀章、ダニエル・リベスキンド、前川國男、カジミール・マレーヴィチ、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、村田豊、長倉威彦、コンスタン(コンスタン・ニーヴェンホイス)、岡本太郎、セドリック・プライス、エットレ・ソットサス、スーパースタジオ、瀧澤眞弓、ウラジーミル・タトリン、ブルーノ・タウト、ジュゼッペ・テラーニ、山口晃、山口文象(岡村蚊象)
村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》<br>模型写真、1972年頃、村田あが蔵
村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》
模型写真、1972年頃、村田あが蔵
ヤーコフ・チェルニホフ<br>『建築ファンタジー 101のカラー・コンポジション、101の建築小図』より挿図、1933年、個人蔵
ヤーコフ・チェルニホフ
『建築ファンタジー 101のカラー・コンポジション、101の建築小図』より挿図、1933年、個人蔵
藤本壮介《べトンハラ・ウォーターフロント・センター設計競技1等案》周辺図、CG画像、2012年
藤本壮介《べトンハラ・ウォーターフロント・センター設計競技1等案》周辺図、CG画像、2012年

「インポッシブル」ってどういうこと?

インポッシブル・アーキテクチャーを楽しく学ぶ3つのプログラムシリーズ

その1:「インポッシブル」ってなに?

【対談】建築の不可能性と可能性とは?

講師 五十嵐太郎(本展監修者、東北大学教授)×浅子佳英(建築家、デザイナー)
日時 2019年10月13日(日)14:00~16:00
会場 地下1階ミュージアムスタジオ
定員 120名
※要展覧会チケット(半券可)、当日10:00より受付にて整理券配布


その2:なんて素敵な「インポッシブル」!

【講演会】紙上&夢想の建築にみるロマン―ロシア・アヴァンギャルドの建築からメタボリズム、そしてザハ・ハディドまで。

講師 本田晃子(岡山大学社会文化科学研究科准教授)
日時 2019年10月20日(日)、14:00~15:30
会場 地下1階ミュージアムスタジオ
定員 100名
※要展覧会チケット(半券可)、当日10:00より受付にて整理券配布


その3:建たないんだったら、つくっちゃおう。

【ワークショップ】「もし実際に建ったとしたら?」を想像して工作してみよう!

本展で紹介している建物が実際に建ったとしたら、なかに置かれる椅子や机などのインテリアはどのようなものでしょうか?デザインを考え、色々な素材を使い、不思議な小さなインテリアをつくってみよう。つくったものはお持ち帰りいただけます。

日時 (1)11月9日(土) 13:00~15:00
(2)11月10日(日) 13:00~15:00
対象 小学生4年生以上(大人も歓迎)
定員 各回15名/参加費500円
※要事前申込、申込多数の場合は抽選


イベント情報

会期 2019年9月18日(水)~12月8日(日)
開館時間 10:00~17:00 ※入場は16:30まで
休館日 月曜日(9/23、10/14、11/4は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料 一般 1,200(1,000)円、大学生 900(700)円、高校生・65歳以上 600(500)円
※中学生以下無料 ※()内は前売り及び30人以上の団体料金
※11月3日(文化の日)は全館無料
主催 広島市現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
監修 五十嵐太郎
協賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
協力 Estate of Madeline Gins / Reversible Destiny Foundation
後援 広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送

お問合せ先

開催場所 広島市現代美術館
住所 〒732-0815 広島県広島市南区比治山1-1
連絡先 TEL/082-264-1121(代表) FAX/082-264-1198
特設サイト 詳しい情報はコチラ。
「インポッシブル・アーキテクスチャー もう一つの建築史」

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