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だまし絵の巨匠 エッシャー展 ― 不思議な版画の世界

2016年11月11日~12月25日 広島県立美術館にて!オランダを代表する版画家エッシャーが描く不思議な世界をお楽しみください!

2016/09/28

これどうなってるの? だまし絵の巨匠 エッシャーの代表作を含め150点以上を一堂に展示!

≪滝≫1961年
≪滝≫1961年
紙から這い出すトカゲ、下から流れる水…。オランダを代表する版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898-1972)が描く不思議な世界。視覚的な錯覚を駆使し、類まれな画力をもって描きだされる「だまし絵の巨匠・エッシャー」の代表作を含めた150点以上が、広島県立美術館にて一堂に展示されます。さらに、版木やドローイングなど貴重な資料や、グラフィックデザイナー福田繁雄さんによる、エッシャーのだまし絵を立体化した作品も特別出品!「あたりまえ」が覆される、エッシャーの驚くべき世界をお楽しみください☆
≪昼と夜≫1938年
≪昼と夜≫1938年
≪婚姻の絆≫1956年
≪婚姻の絆≫1956年

展覧会構成

1.青少年時代と修学時代 1898年~1922年
マウリッツ・コルネリス・エッシャーは、1898年6月17日、オランダ北部の街・レーワールデンで生まれました。1919年には、美術の道を志し、同国ハールレムの建築装飾美術学校へ進学。両親は建築の道へ進むことを望みますが、教師のサミュエル・イエッスルン・ド・メスキータは、エッシャーの才能を見出し、版画の技術を教授します。1章では、後年の「だまし絵」を予感させる初期作品や師・メスキータの作品などが紹介されます。
2.イタリア時代 1922年~1935年
1920年代初頭、イタリアへ旅立ったエッシャーは、広がる風景や建築物、芸術に大きな感銘を受けます。以後、毎年1度はイタリアへ旅し、風景画を描くようになりますが、そこには三次元の事物を二次元の画面に表現することへの探求が見られます。ただし、1935年、ファシズムの隆盛に耐えがたくなり、イタリアを逃れます。
なお、エッシャーは1922年にスペインのグラナダにあるアルハンプラ宮殿を訪れます。そこで幾何学的装飾模様に魅了された体験が、幾何学的図形によって画面を充填させる“平面の正則分割”という生涯の仕事へ繋がっていきます。
3.独自の世界 1936年~1953年
イタリアを離れ、風景への画欲を失ったことを契機に、エッシャーは空想と現実が入り混じる作風へと移行します。1938年の≪空と水Ⅰ≫では菱形の畑が鳥へと変容し、1943年の≪爬虫類≫では二次元と三次元の世界が画中にて無限に循環する様が描かれます。他にも、鏡による効果、奇怪な遠近法、シンメトリー、有り得ない空間構造などが作中で取り扱われるようになります。また、結晶学と出会うことによって、結晶状の形や固体の描写に対する偏愛が発展し、エッシャー独自の画風が確立していきます。
4.無限への挑戦 1954年~1972年
切手や壁画、天井装飾など、外部から仕事の依頼が増えるとともに、1950年代には『タイム』誌や『ライフ』誌などに好意的な記事が書かれ、エッシャーは科学者からも注目を集めることとなります。地質学者、結晶学者、数学者、知覚心理学者らと交流を深めながら、二次元の平面上に「無限」の世界を表現する手法をより深めていきます。4章では、「だまし絵の巨匠」エッシャーが晩年に手掛けた、魔法のような作品の数々が紹介されます。

≪ベルベデーレ(物見の塔)≫1958年
≪ベルベデーレ(物見の塔)≫1958年
≪上昇と下降≫1960年
≪上昇と下降≫1960年
掲載図版は全てM. C. エッシャー作、ハウステンボス美術館蔵。
All M.C. Escher works (c) Escher Holding B.V.-Baarn-the Netherlands



関連イベント

記念講演会「エッシャー その作品と生涯」

(共催:広島県立美術館友の会)
日時 11月13日(日) 13:30~15:00(開場30分前)
講師 安田恭子さん(佐世保市博物館 島瀬美術センター館長)
会場 地階講堂
聴講無料。申込不要。定員200名(先着順)


美術講座「エッシャーは何を追い求めたのか」

日時 12月10日(土) 13:30~14:30(開場30分前)
講師 山下寿水さん(広島県立美術館学芸員)
会場 地階講堂
聴講無料。申込不要。定員200名(先着順)。


ギャラリートーク

日時 11月18日、12月2日、12月16日(金) 11:00~
   11月25日、12月9日(金) 17:00~
講師 広島県立美術館学芸員
会場 3階企画展示室
入場券が必要です。申込不要。
会場入り口でお待ちください。


ロビーコンサート

1 11月19日(土) 12:00~
演奏 エリザベト音楽大学学生

2 11月20日(日) 12:00~
「素敵な絵画とマリンバと」
演奏 マリンバ/石原有希子さん、ピアノ/大下枝里子さん、パーカッション/浅田真生さん

3 12月18日(日) 12:00~
「無限の潮流~エッシャーと共に~」
お話とピアノ演奏 平野満さん(ひろしま・オペラ音楽推進委員会)


いずれも申込不要。鑑賞無料。1階ロビーで行われます。

ウェブレポーター

日時 11月18日(金) 17:00~18:30
受付場所 3階ロビー
実施場所 3階企画展示室内
対象 ホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNSにて情報発信をされている一般の方(参加者は、エッシャー展にご招待)。


縮景園連携

ワンコイン縮景園
エッシャー展入館券のご提示により、100円で縮景園にご入園いただけます。
縮景園共通券
一般 1,300円、高・大学生 900円、小・中学生 500円



だまし絵の巨匠 エッシャー展
不思議な版画の世界


会期 2016年11月11日(金)~2016年12月25日(日) ※会期中無休
時間 9:00~17:00
 ※金曜日は19:00まで、入館は閉館30分前まで
 ※11月11日は10時開場
料金 一般1,200円(1,000円)、高大生1,000円(800円)、小中学生600円(400円)
 ※( )内は前売り・20名以上の団体料金
 ※学生券をお求めの際は学生証のご提示をお願いします。
 ※身体障碍者手帳。療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額です。
■前売券販売所
広島県立美術館、ローソンチケット【Lコード:62365】、セブン・イレブン(セブンチケット http://7ticket.jp)、広島市・呉市内の主なプレイガイド、画廊・画材店、ゆめタウン、フジなど。




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