植物公園の日本庭園にあるハナショウブが見ごろを迎えました。今年は寒さのため、例年より１週間ほど遅く開花しています。ハナショウブ園には、１１９品種、約６００株があり、江戸系の品種が多く、江戸時代からの貴重な品種も保存しています。ほかに伊勢系、肥後系のハナショウブもあり、正確な品種名を付けているのが特徴です。
また、６月１２日（日）は、見ごろのハナショウブを観賞しながらお茶（抹茶）を楽しんで頂くため、お茶会も開催します。午前１０時半から先着１００名、料金１００円です。
さらに、日本庭園奥の谷間に育成した「ヤマアジサイの里」では、７５品種約１１００株のヤマアジサイも、見ごろとなります。ヤマアジサイは日本各地の山間部に自生する、清楚で可愛らしいアジサイです。特に雨の日のヤマアジサイは、花も葉もみずみずしく艶やかです。ハナショウブやヤマアジサイなど日本情緒あふれる花が咲く日本庭園の魅力を存分に楽しみながら、お茶を召し上がってください。