植物公園の展示温室では「秋の洋ラン展」を11月3日まで開催しています。広島県、山口県のラン愛好家が丹精こめて育てた約130点のほか、植物公園のコレクション130点を展示しています。
特別展示のテーマは“It’s a small ORCHID world”。草丈が5cmほどしかない、あるいは花の大きさが数mmほどしかない小さなランなどを使って、おとぎの国の世界を表現しています。あまりにも小さくて、植物公園でも普段は披露していないランです。虫眼鏡を使って花の観察をしていただきます。
さらに、そのランを引き立てる脇役も必見。粘土で作った動物が森の中で結婚式をあげるというストーリーが盛り込まれています。木彫りの教会や粘土の動物(パンダやクマ、ウサギなど)や料理などは、植物公園ガイドボランティアの手作りで、これらも虫眼鏡でじっくり見たくなるような繊細な作品です。