このダリアはコダチダリア（別名　皇帝ダリア、英名　tree dahlia）といい、中米が原産です。
メキシコでは国花として国民に親しまれています。
一般的なダリアの草丈は、５０～１００ｃｍですが、本種は開花時約６ｍ、茎の太さが直径５cmにもなる驚愕の巨大ダリアです。
例年、１１月に大きな紫桃色の花を咲かせます。今年の見頃は１１月中旬頃となり、霜が降りるまで楽しめます。
当園では、１１年前から、コダチダリアを屋外で本格的に展示しています。紅葉との対比が美しいコダチダリアですが、霜が降りると枯れてしまうため、花を観賞できるのは非常に短い期間です。花の直径が10～17ｃｍと大きく、花の少ない晩秋に満開を迎えることが大きな魅力となって、来園者の多くがこの花の新たなファンとなって帰途につかれるようです。
短い花の時期をお見逃しなくご覧ください。