“花見シーズンは終わった”と思っていませんか？今年は雨で花見が出来なかったという方、まだあきらめることはありません。植物公園では4月初旬のソメイヨシノに続いて、中旬～下旬にかけて３０種類の八重桜が次々に開花します。花色は濃淡ピンクや白、中には黄色の品種まで色とりどりです。気候も暖かくなり、いよいよ花見シーズン到来です。
植物公園では、さくらまつりを.4月29日（祝・火）までの土・日・祝に開催しています。コンサートやクラフトなど、イベントも盛りだくさんです（詳しくはチラシ参照）。八重桜のお花見に、ぜひ植物公園にお越しください。

八重桜について
八重桜とは、花びらの数が5枚より多いサクラの総称で、特定の品種の名前ではありません。サトザクラは、日本の関東以南に自生するオオシマザクラを基本に、いくつかのサクラを掛け合わせたものと考えられています。現在では200種類以上が知られていて、その多くは八重桜です。これらは、平安時代に人々がサクラを庭に植え始めたころから登場し、日本の春の風景に欠かせない存在となっています。八重桜の多くは開花期がソメイヨシノより遅く、4月中旬～下旬頃です。中でも菊桜と呼ばれる、花びらが100枚以上もある品種群はとても遅咲きで、5月上旬まで花が見られる年もあります。