主催：広島市みどり生きもの協会（植物公園）
協力：谷川圭子氏（ヒロシマフラワーカレッジ主宰）、加賀高之氏、株式会社芸艸堂
後援：公益社団法人日本植物園協会
期間：2014年11月22日（土）～12月23日（火・祝）

「蘭花譜展セレクション」展示概要
　「日本のウイスキーの父」と称えられている竹鶴政孝とその妻リタの物語が、今、注目を浴びています。ところで、竹鶴が自身のウイスキー作りの理想の地と定めた北海道の余市に蒸留所の建設を決意したとき、最大の出資者となり竹鶴を支えたのが、関西の実業家であり趣味人でもあった加賀正太郎でした。
『蘭花譜』は、加賀の邸宅である大山崎山荘で開花したランをモチーフに１９４６年（昭和２１年）に加賀自身が監修した、計１０４枚の植物画からなる植物図譜です。
　広島市植物公園では、昨年に続き、『蘭花譜』の2回目の公開を行います。本展示では、昨年の展示会で実施した人気投票の上位作品や、植物公園で今シーズン開花見込みであるランが描かれている作品などを厳選して31点展示します。また加賀と竹鶴の交流についてパネル解説を行います。

関連イベントのご案内
・ふすま絵見学会
11/22（土）、23（日）、29（土）、30（日）
午後1時30分～2時
内容：広島を拠点に活躍する造形家、三桝正典氏による蘭花譜をモチーフに描いたふすま絵を公開。

・ギャラリートーク
12/7（日）午後1時30分～2時
内容：当園職員による蘭花譜の展示解説。