植物公園では、1/31（土）～2/15（日）に、今年で３回目となる企画展「カカオとチョコの秘密展」と関連行事の講演会・実演会などを開催します。
バレンタインデーの贈り物として、日本で定着しているチョコレートですが、その原料となるカカオやチョコレートの作り方、チョコレートの歴史など、知らないことも多いと思います。広島市植物公園は、実がついているカカオの木を見ることができる日本でも数少ない植物園のひとつです。「カカオとチョコレートのサイエンスロマン（幸書房）」などの著者である広島大学名誉教授　佐藤清隆氏の御協力により、これらの謎や秘密をパネルや実物により紹介し、深く学ぶため佐藤名誉教授による講演会を開催します。

主な見どころ
展示
・チョコレートの歴史と作り方、カカオの秘密（パネルで紹介）
・チョコレートの原料（カカオ豆、カカオニブ、カカオマス）
・実つきのカカオの木（大温室内）
・チョコレート製品（一部販売もあり）




関連イベント
講演会　チョコレートのサイエンスロマン　場所：展示資料館2階講堂
日時　２月８日（日）　午後１時～３時　講師：広島大学名誉教授　佐藤清隆氏（カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン（幸書房）などの著者）
内容：神の食べ物　チョコレートと原料のカカオの不思議な世界を紹介します。
・チョコの原料（カカオニブ）やチョコレート製品の試食あり

実演会　チョコの原料（カカオニブ）の磨砕実演会　場所：熱帯スイレン温室
日時　２月11日（水・祝）　午前１１時～、午後１時～、３時～（それぞれ約3０分間）
内容：広島大学作成のカカオニブ磨砕装置による実演　－濃厚なチョコの香りが漂います－
実演：広島大学大学院生物圏科学研究科　浜本志帆さん、石橋ちなみさん、土屋美紀さん

カカオガイドツアー　珍しいカカオと展示の解説　
期間中の土・日・祝実施（日程と時間はチラシかHP参照）

カカオニブ・カカオマスとは？
カカオニブとは、カカオ豆の外皮を除き、ローストして粗く砕いたものです。カカオマスとはカカオニブを細かく磨り潰して液状になったものを冷やして固めたものです。