幻のバラ(コウシンバラ)が開花
広島市植物公園
約100年もの間「幻のバラ」として研究家から注目されてきた中国原産の野生バラ(コウシンバラRosa chinensis spontanea )が植物公園バラ園で開花しました。
このバラは、四季咲き性の現代バラのもとになったといわれていますが、1885年に自生地が発見されて以来、現地の事情で約100年間自生地が再確認されることなく幻のバラとされてきました。花は咲き始めは淡いピンクで、次第に濃い赤へと変化する特徴があります。1983年に、世界的に知られる植物研究家である荻巣樹徳氏が中国四川省で再発見し、大ニュースとなりました。
本園では、荻巣氏から特別に苗の寄贈を受けて育成し、毎年多くの花をつけています。花色は、蕾や咲き始めは白や淡いピンク色ですが、開花するにつれて濃紅色に変化します。
世界でもわずかしか栽培例がなく、大変貴重である上に美しい幻のバラをぜひご覧ください。見頃は5月15日ごろまでです。この幻のバラを見る機会をお見逃しなく!!
- 開園時間9:00~16:30 (入園は16:00まで)
基本情報
名称 | 広島市植物公園 |
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フリガナ | ヒロシマシショクブツコウエン |
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住所 | 731-5156 広島市佐伯区倉重3-495 |
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アクセス | JR五日市駅北口より薬師が丘行きに乗り、植物公園バス停下車すぐ |
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電話番号 | 082-922-3600 |
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ファックス番号 | 082-923-6100 |
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開園時間 | 9:00~16:30 (入園は16:00まで) |
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休園日 | 金曜、年末年始 |
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関連ページ | ホームページ
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