植物公園でモリアオガエルが産卵
広島市植物公園
植物公園ではモリアオガエルが産卵の時期を迎えました。吉水園(山県郡安芸太田町)のモリアオガエル生息地は県指定の天然記念物として有名ですが、広島市の中心部に比較的近い当園でもモリアオガエルを見ることができます。
モリアオガエルとは
日本特産のこのカエルは、日本各地に生息地があり、その一部は天然記念物として知られています。卵を水中に産まない変わり者のカエルで、木の枝などに泡状になった卵の塊を産み付けます。(夜に産卵するため、産卵の様子は日中には見られません。)モリアオガエルのように泡状の卵塊を産卵するカエルは、日本のカエルでは地中産卵性の小型カエルであるシュレーゲルアオガエルしかいません。
卵はどうなるの?
白い泡の中に黄色い卵が見え、約1週間すると卵がふ化し、茶色がかった黄色の1cm前後のオタマジャクシが動き始めます。その後約1週間経つと白い泡と一緒にオタマジャクシが池面に滴り落ち始めます。水中に落下すると、オタマジャクシは素早く泳ぎ出します。
産卵日:5月中旬~(6月上旬ごろまで見ることができます)
例年10数個の卵塊を見ることができ、現在5個を見ることができます。
場 所:植物公園の日本庭園
- 開園時間9:00~16:30 (入園は16:00まで)
基本情報
名称 | 広島市植物公園 |
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フリガナ | ヒロシマシショクブツコウエン |
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住所 | 731-5156 広島市佐伯区倉重3-495 |
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アクセス | JR五日市駅北口より薬師が丘行きに乗り、植物公園バス停下車すぐ |
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電話番号 | 082-922-3600 |
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ファックス番号 | 082-923-6100 |
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開園時間 | 9:00~16:30 (入園は16:00まで) |
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休園日 | 金曜、年末年始 |
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関連ページ | ホームページ
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