広島市植物公園では、「ランらんまつり」を3月１日（土）から９日（日）まで大温室をメイン会場に開催します（期間中は毎日開園）。
今年のテーマは、「ランで飾る富士山」。今回は、世界遺産に登録されたことを祝って「富士山」をテーマに「沖浪裏と富士」などをランで華麗に飾ります。
テーマ展示Ａ「沖浪裏と富士」
葛飾北斎の富嶽三十六景の代表作「神奈川沖浪裏」をランで表現します。飛び散る波の間に富士を配することで波の大きさとうねりが強調され、富士の清閑さを引き立てている世界的に有名な名画です。そこで波を三層に分け、荒れ狂う波やしぶきをコチョウランやデンドロビウムなどで立体的に表現します。
テーマ展示Ｂ「逆さ富士」
葛飾北斎の富嶽三十六景の代表作「甲州三坂水面」通称「逆さ富士」をランで表現します。夏の富士山が湖面に映る様ですが、鏡像は左右が逆な上に山頂に冠雪が描かれている謎の絵です。
テーマ展示Ｃ「赤富士」
葛飾北斎の富嶽三十六景の代表作の一つ「凱風快晴」、通称「赤富士」を切花のランで表現します。
また、生産者や愛好団体による約1,000鉢の珍しいランの原種や交配種のディスプレーコーナーもあります。ランの即売会や洋ラン実演会など、ランに関する関連行事も多数開催します。ひと足早い春を感じに、ぜひ、お越しください！